またまた、一か月以上の間を置いてのブログ投稿になって仕舞いまして … お恥ずかしいやら、申し訳ないやら!?
って、云っても … そんなに更新を期待されているブログでもないとは自覚しておりますが、ホームページを開設している以上、他の項目でのご案内や情報掲載に加えて … 日々の活動の様子や所感などを綴ることには、相応の必要性と申しますか、責任のようなモノを感じております。感じとるのやったら … こまめにブログアップしなさい!? て … 仰る通りと自覚します。
それにしましても … この度の投稿の遅れには、相応の事情がございまして、その事情についての説明自体がこの度のブログの主旋律となっております。
勿体ぶった書き出しは何時もと変わりませんが、何時もと変わりのない勿体ぶりの中に、何時もとは … 否、これ迄とは変わった事象がございまして、それに沿って … 筆(Keyboard入力？)を進めたいと思います。
さて、ワタクシたちサスデコがリサイクリエーションに関わるようになったのは2015年の秋でして、具体的な使用済み詰め替えパックの回収が始まったのは、2017年の秋。
なので、2年間の長～い、準備期間を経ての回収開始でした。
その間に実証実験として行われる新たなリサイクルについての方法論構築や、ご協力頂ける方への説明ツールの作成、なによりご協力者やサポーターの開拓に奮闘努力しまして、2017年には出展イベントでの回収を皮切りに、石巻市さまのご協力を得て、市内6ヶ所での回収から始まりました。
それから5年を経た本年(2022)現在、回収ボックスの設置場所は60ヶ所に達し、更には石巻市内11ヶ所の子ども食堂、市内5ヶ所のファミリーマート店舗での回収が始まろうとしております。
これまで、回収に際しては … 単なるリサイクルに留まらず「使ったら捨てる、このアタリマエを変えたい。」を合言葉に、どのような意図を持って詰め替えパックを回収し、どのようなプロセスを経て再生するのか？
また、その過程ではどのような事柄に気を使い、資源循環と環境保全に帰する取り組みと成るのかを … 丁寧に説明しながら活動を進めて来たと、手前味噌ながら … そのように思っております。
そんな中、回収開始から5年の歳月の内には世の資源循環や環境保全に対する意識変化と共に、リサイクルに於ける再生面でも大きな技術革新が進められて来ました。
この技術革新により、これまで皆さまが回収にご協力下さった使用済み詰め替えパックについても、水平リサイクル(使用済製品を原料として用い、同一種類の製品として生まれ変わる工程)が可能に成りつつあります。
これは、リサイクリエーション開始当初から目指しておりました、資源循環の大きな進歩型としての到達点で在り、サスデコとしても基本として慶ばし進化と認識しております。
然し、そうしますと …リサイクリエーションとしてもそれに応じて、これまで回収された詰め替えパック10枚を原料にブロック(おかえりブロック)1個を再生し、ご協力頂いた方へお返しするとの(活動の根幹となって居た)取り組みを … 終了する方向へと舵を切り始めました。
どうでしょう … 唐突ではありますが、これはナントモ“これ迄とは変わった”どころでは無い変化でして、皆さまにこのコトを … どうお伝えしようか？と、考えあぐねて居った次第です。
そう、それが … この度の投稿の遅れに至った事情なのでございます。
前述しました、リサイクリエーションにとっては活動の根幹となるおかえりブロックに関する状況の大変化ですが …
もちろん、これまでご協力頂いたパック回収につきましては、回収量相応(10枚から1個)分のおかえりブロックの返還(寄贈)を原則としております。
尚、“おかえりブロック”の返還が終了し、水平リサイクルへの移行が実施されましても、石巻でのパック回収については更なる積極性を持って継続して参ります。
この様に、社会の変化と技術革新に合わせた今後のリサクリエーションの展開については、引く続き毎月発行のサスデコ新聞やラジオ石巻での放送、本ホームページで、逐一お知らせさせて頂きたいと存じます。
ご理解と、更なる回収協力のほどを … 宜しくお願い致します。
