活動


①あるべき自然循環を活用するモノづくりの活動

自然環境は巧妙な循環システムによってあらゆる自然資源がバランスよく存在し続けるように出来上がっています。その資源循環システムを壊さずにうまく利用することによって我々に必要なものを作る試みです。

鹿角(ろっかく)プロジェクト

宮城県石巻市牡鹿半島の沖に浮かぶ金華山は霊島といわれ、古くから信仰の対象として多くの人を迎えてきました。島には多くの鹿が生息しており、雄鹿の角は毎年春になると自然に落ちるのです。
その角を拾い集めて釣り針やアクセサリーなどを作り、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた島の黄金山神社の記念品にしようというプロジェクトです。
落ちた角はやがて小動物やバクテリアによって土に戻り、それがまた次の世代の動植物の命につながるのですが、その自然循環の一部を借りて価値あるものを作る試みです。


②人工物の循環利用(リデュース、リユース、リサイクルなど)に関する活動

包装用プラスチック容器のリサイクルプロジェクト

現代文明は石油などの地下資源を使って多くの人工物を作り出してきました。プラスチックはその代表的な産物で、特に食品や薬品などの包装容器に使われるプラスチックは莫大な量に上っています。

地下資源の消費そのものが地球資源の枯渇につながるばかりでなく、その処理を誤ると地球温暖化ガスの排出や廃棄プラスチックによる環境汚染に直結します。
プラスチック容器の使用量削減とともに使用済容器の回収とリサイクルが求められるところです。
私たちは大手洗剤メーカーと協力して洗剤の詰め替え容器の回収とリサイクルに取り組むプロジェクトを進めています。

→ RecyCreation project  https://www.facebook.com/RecyCreation.jp/


資源循環型社会に関する研究会

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた石巻市や女川町などの震災復興にあたって、以前の街をそのまま復元するのではなく、新しい時代の価値観に合わせたサステナブルな社会の先駆けとしてリ・デザインされるべきだと私たちは考えます。
そのためのテーマの一つに自然資源に人工物を加えた資源循環システムの構築があります。
具体的には再生可能自然資源(エネルギー)の積極的有効利用、
地域に持ち込むべきものと持ち込むべきでないものの選別(Refuse)
資源の枯渇を考慮した資源消費量の削減(Reduce)
使いまわしのきくものを再利用しながら長く使う方策(Reuse)
使い終わったものの部品や素材に戻して再生利用すること(Recycle)などがあり、
そのことをあらかじめ考慮したうえでの製品づくり、購入、流通、使用(消費)、使用後の処理(回収、再利用、コンポスト、再生、廃棄処理など)を行う必要があります。そうしたことを研究し、世界の先進事例の情報収集、専門家の知見の共有、実践事例の紹介などを、各種広報メディア、発表会、講演会、展示会などを通じて地域住民をはじめ行政や企業や各種団体と協働して行ってゆくための研究会を立ち上げます。